INTERVIEW 社員
インタビュー

文系の学部を卒業して、2018年に新卒で当社へ入社しました。以来、一貫して、大学や研究所、官公庁などのお客様に向けて、PCやサーバ、ネットワーク機器などといったハードウェアのほか、OSやデータをバックアップするためのソフトなどを提案・販売しています。担当の多くが比較的規模の大きなお客様であるため、まずは、先輩たちがこれまで築いてきたお客様との信頼関係をしっかりと継続していくことが今の仕事の一番のミッションだと考えています。

お客様のもとへ定期的に足を運びながら、現状の課題やニーズ、ご予算などを丁寧にヒアリングして、必要となるスペックや機能などをエンジニアとともに洗い出し、メーカーと価格や納期の交渉を行いながら快適で安全なIT環境をお客様とともに実現しています。

また、技術のトレンドは日進月歩で進化しており、新製品もメーカーから続々と発表されています。それらの情報を分かりやすくお客様にお伝えすることも私の重要な役目であり、独立系ベンダーである当社ならではの強みだと考えています。時間があればメーカーのサイトをまわりながら情報収集を行って、比較したりまとめたりしていますね。

継続してお取り引きいただいているお客様を担当しているからといって、自分の思いどおりに営業活動が進むわけではありません。信頼と期待をすでにいただいている分、むしろ満足いただくためのハードルが高いといえるかもしれません。そうしたなかで自身が特に大切にしているのは“粘り強さ”です。

お客様のご事情により、ときには厳しい条件が求められることもあります。そうした際にすぐに「無理」と諦めてしまうのではなく、上司や先輩たちに相談しながら粘り強く実現の道を探り出すのが私流の営業スタイルです。例えば、入社2年目の後半から3年目にかけて、受注額が数千万円にも及ぶ大型案件を担当したことがありました。実はこの案件、別のベンダーがすでに提案を進めていたのですが、予算や納期の折り合いがつかず頓挫しかけていたのです。

そこへ当社が途中から参入し、メーカーの担当者を先輩から紹介してもらいなんとか実現にこぎつけ、さらに“導入後の運用のしやすさ”というプラスアルファの提案まで行ってお客様の信頼を獲得して受注へつなげることができました。そのときに先輩からかけられた「とことん諦めが悪いな」は、私にとっての最高の褒め言葉でした。

大学でITとはまったく畑違いの学びをしていたため、入社したばかりの頃は右も左も分からない状態。そんな私も、今では、要望を伺っただけで必要なハードウェアが頭に思い浮かぶようになっています。そこまで成長できたのも、やはり“粘り強さ”があったから。お客様との会話の中でわからない用語が出てきたら、そのままにせず一つひとつ調べ、覚えて、自身の知識へと粘り強く変えてきたことが功を奏したのだと思っています。

職場の活躍している先輩たちを見渡すと、「お客様思いだな」と感じる人が多いですね。自身の強みやスキルを生かしながら、お客様の期待のさらに上を目指そうとしている先輩たちがより活躍しています。そうした先輩たちを見習いながら、私も自身の強みである“粘り強さ”を存分に生かして成長していきたいですし、お客様に満足いただけるサービスを提供していきたいですね。

IT未経験からチャレンジしてきた立場としては、「ITの知識や経験がないからといった理由で諦めるのはもったいない！」と声を大にして言いたいです。「むしろ伸び代が大きい！」くらいのポジティブな気持ちで、ぜひ当社へ飛び込んできてもらいたいと思っています。